令和5年6月7日(水)先日に引き続き、「ジオパークによる地域活性化推進議連」において永岡桂子文部科学大臣に申し入れを行いました。
 今回は、特に「教育におけるジオパークのさらなる活用促進」について要望をいたしました。
 ジオパークはSDGsに資する持続可能な社会づくりを目的とし、子どもの頃から関心を高め、実践に繋げていくためには、学校教育などの課程において、ジオパークをより充実した内容で明確に位置付け、教科書等でジオパークの活用を図るなど教育の面で取り入れていく必要があります。
 現在、中学校の学習指導要領にはすべて、高等学校の指導要領にもほとんどが網羅されてはいるものの「ジオパーク」という言葉は、本文ではなく解説部分として含まれるのみです。
 永岡大臣からは、学習指導要領は10年に1度程度の更新のため、今すぐ直ちにということは困難であるが、次回改訂に向けて前向きに検討したいとの発言をいただきました。
 校外学習の一環として取り入れるなど、ジオパーク活用にはさまざまな可能性があります。ジオパーク活動の振興に向けて、国政の場からもしっかりと提案してまいります。

藤井一博先生

IMG_7699

DSCN5742