令和5年6月13日(火)在宅医療推進議員連盟総会が行われました。
 議題は、(1)在宅医療現場からの報告と在宅医療政治連盟の活動紹介が行われた後、(2)在宅医療・ケア提供者の現場の安全確保、(3)在宅医療分野の診療報酬に関する意見として、日本在宅救急医学会・全国在宅療養支援医協会から意見表明が行われ、政府より(4)在宅医療関係者に対する暴力・ハラスメントの事例や対策に関する調査研究についての報告が行われました。
 住み慣れた地域や自宅において、人生の質を維持し、安心して自分らしい生活を実現するためには在宅医療は不可欠な存在です。
 近年、そのような在宅医療の現場で、ペイシェントハラスメント(医療従事者が、患者やその家族等から受ける、人権、人格、自尊心を侵害するような暴言、暴力、性的嫌がらせ等)などをはじめ傷害や殺人に至るような事例が増加しています。
 在宅医療・ケア提供者の安全を確保するためにも、現場の実情に即したマニュアルの作成、社会への啓発活動など、安全が脅かされることのない仕組み作り、医療・介護の安全対策、予防策や解決方法の検討を含め早急に取り組んでいくべき課題であると考えます。
 団体・政府との連携のもとスピード感をもって対応してまいります。

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