令和5年6月22日(木)自民党本部の新型コロナウイルス感染症対策本部に出席しました。
 5月8日、新型コロナウイルス感染症は「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」から「5類感染症」に変更されました。これによって「法律に基づき行政が様々な要請・関与をしていく仕組み」から、「個人の選択を尊重し、国民の自主的な取り組みをベースとしたもの」に転換されました。
 「5類感染症」変更後の週ごとの全国データによると、新規患者数は、4月上旬以降緩やかな増加傾向となっており、5類移行後も4週連続で増加していること、地域別の新規患者数については、36の都道府県で前週より増加傾向にあり、特に沖縄県で感染拡大の傾向がみられることが報告されました。
 これまでの感染状況等を踏まえると、旅行やインバウンドの増加など、人と人の接触機会の増加から、新規患者数の増加傾向は継続し、今夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性が懸念されるとともに感染拡大により医療提供体制への負荷が増大する危険性があります。
 今後の感染動向や医療提供体制への負荷を把握するとともに、新たな変異株の発生等の監視を行うなど、適切なタイミングでの国民の皆さまへの情報提供、広報が必要と考えます。国民の皆さまの生活に再び規制や制約を生じることのないよう、専門家によるモニタリング分析等政府と連携を密にし、注視してまいります。

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