令和5年9月5日(火)党本部にて、文部科学部会に出席しました。
 議題は、
(1)教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(提言)について
(2)グローバル人材育成のための政策パッケージ(せかい×まなびのプラン)について
(3)今後の医学教育の在り方に関する検討会についてです。
 それぞれの論点について、文部科学省よりご説明がありました。
 私からはグローバル人材について伺いました。国際的視野をもった人材の育成が急務であるとの前提の上で、
(1)世界全体の動きに比して、日本人学生の海外留学(特に長期留学)者数が減少傾向であるが、その要因等を含めてどのように分析しているのか。
(2)留学者数の減少に経済的な要因があるとすれば、国としての支援を強化する必要があるが、具体的にはどのように考えているか。
(3)大学の国際拠点化という方針を示されていたが、選定に当たっては特定の大学に限定するのではなく、特色ある研究をしている地方の大学を含め対象にすべきであると考えるが、どうか。
 以上3点について意見いたしました。
 医学教育のあり方については、大学病院の現状と課題について説明がありました。
 教育・研究・診療を担う大学病院は、日本の医療の根幹を支えています。2024年度から医師の時間外・休日労働の上限規制がスタートする中で、現場で働く医師は大きな不安を抱えています。大学病院の機能が十分に発揮できるように、働き方改革を実践しながら、いかに労働力を確保していくのか、実質的な環境整備を行う必要があります。医療現場出身の議員として、これからも現場の医師、医療関係者の方々のご意見も伺いながら、各種議論の場で訴えて参ります。

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