令和7年4月2日(水)参議院にて、政策審議会(毎週水曜正午開会)に出席いたしました。
 議題は、医科・歯科・薬科の現状、課題等についてであり、それぞれ日本医師会の松本 吉郎 会長、日本歯科医師会の髙橋 英登 会長、日本薬剤師会の岩月 進 会長からご意見を伺いました。
 医歯薬それぞれの現状について伺った所、一貫しているのはやはり物価高対策の必要性についての議論です。一般的な企業では春闘による賃金上昇がありますが、医歯薬業界は公定価格である診療報酬の中で運営しており、物価高・賃金上昇に対して全く対応できないのが現状です。
 今後、物価の変動だけを基準としてではなく純粋な医療・薬剤におけるコストを指標として全体的な底上げも考えていかなければならないとのお話もありました。
 地方の病院は物価急騰により閉院する所も出てきており、地域医療が崩壊することは防がなければなりません。地方の医療・福祉を守るため、引き続き関係各位の皆様とともに私も尽力してまいります。

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