令和5年5月11日(木)党本部にて、厚生労働部会に出席しました。
 議題として外国人労働者の在留資格「特定技能2号」の分野拡大について議論が行われました。
 このたび、政府から「特定技能2号」の在留資格について、業種を大幅に拡大し、従来の2分野から農業などを含めて11分野とする案が提案されています。(介護分野については、現行の専門的・技術的分野の在留資格「介護」があることから、追加なし。)
 「特定技能2号」は、更新の継続で事実上無期限に滞在できること、家族の帯同も可能なことから事実上の移民政策につながるのではないか等、適用拡大には慎重論もあります。
 生産年齢人口の低下から、外国人労働者を受け入れる方向性は不可避ですが、在留資格を得た外国人労働者やその家族が、わが国の勤労者として活躍してもらえる環境整備、制度設計を構築していく必要性があります。

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