令和5年5月22日(月)党本部にて、社会保障制度調査会 介護委員会に出席しました。
 議題は「関係団体ヒアリング」の後、骨太方針(案)について議論いたしました。
 介護の現状について、大きく分けて3つの課題があります。(1)物価高騰への対応、(2)介護職員の方々の処遇改善、(3)人材確保対策です。
 介護業界では物価高騰や人件費の低迷によって、人材が不足、経営が行き詰まる事業所も存在し、結果的に介護を受けられなくなる方々が増加しており、団体の方々からは、令和5年度における緊急的な措置や令和6年度介護報酬改定、事務費・措置費に係る地方交付税の見直しにあたっては「光熱費等を含む、適切なケアの提供に必要なコストの上昇」や「一般企業と同程度以上の賃金引き上げ」が必要不可欠な対策として要望を伺いました。
 令和6年の介護報酬改定が差し迫る中、物価対策・人件費対策・人材確保は待ったなしの課題です。地域も含め、日本に必要な介護を守るため尽力してまいります。

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